こんにちわ三太郎です。品目別食料自給率のベスト3ランキングです。
令和2年度のデータになります。
日本の米の自給率が高いのは皆さんご存知の通りですが、実は鶏卵も(表向きは)ほぼ100%に近い水準で安定的に供給されています。
日本人は実は無類の卵好き民族。生で卵を食べるという日本独自の文化も持っています。
また、卵を使った料理の多彩さは世界でも群を抜いています。
自給率は安定しているものの、米の1人当たりの年間消費量は昭和37年度をピークに右肩下がり。
当時、1人当たり年間118kgだった米の消費量。食生活の多様化に伴って平成28年度には年間54.4kgと、ピーク時の半分以下にまで落ち込んでいます。
ちなみに世界で見てみると、1人あたりの米の消費量の日本の順位は50位。
一方で、総務省の「家計調査(2人以上世帯)」によると2013年以降は支出額で、パンがコメを上回り続けています。
実はイメージするほど米好きの民族ではないんですね、今の日本人は。
卵の日本人1人あたりの年間消費量は330個。ほぼ毎日1個は卵を食べていることになります。
実は日本人は、卵好き民族世界トップ3に入るんです。
つまり現代の日本人は米ではなく、実は卵好きの民族であるともいえるでしょう。
ちなみに世界で見ると、1位がメキシコ(350個)、2位がマレーシア(340個)です。
そして生卵を食べるのも日本独自の文化。TKG(卵かけご飯)を気味悪がる外国人も多いですよね。
国内の鶏卵の供給量、価格は安定して推移。
スーパーの文字通り目玉商品としてもおなじみの卵。
しかし鶏の飼料原料の多くを輸入に頼っていて、これらを考慮した自給率は11%となり、かなり低い水準にとどまります。
平成12年に底を打ってから自給率が上がっているのがきのこ類。生産量も増えています。
ただし生産者戸数はピーク時と比較して半減しており、大規模事業者に集約されてきていることが分かります。
日本の自給率トップ3の食材で作る、
三太郎オリジナル「日本丼」のレシピは以下のとおり。
【材料】
お好きなきのこ類 ‥ 適量
鶏卵 ‥ 1個
ご飯 ‥ 丼1膳
めんつゆ ‥ そばのつけつゆの濃度で適量
【作り方】
1)フライパンにごま油を熱してきのこ類を炒める。
2)めんつゆをあわせ、溶き卵でとじる。
3)炊きたてのご飯を丼に盛り2)をのせれば完成。
※ごま油やめんつゆの素材の自給率についてはとやかく言わないように(三太郎)
【出典・参考】農林水産省「総合食料自給率、品目別自給率等」/令和2年度確定値