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都道府県別食料自給率 ベスト3

こんにちわ三太郎です。都道府県別食料自給率のベスト3ランキングです。
令和2年度のデータになります。

食料自給率の算出方法は2通りあります。「カロリーベース」と「生産額ベース」です。

よく目にする「食料自給率が4割を切った」というときの自給率はカロリーベースのものです。こちらは自給率38%(令和3年度)となっています。

実は世界では食料自給率は生産額ベースで論じられることが一般的です。日本の生産額ベースの食糧自給率は63%(令和3年度)となっています。

カロリーベースに比べれば健闘しているようにも見えますが、いずれにしても日本の食料自給率は低い水準にとどまっています。

自給力強化のためにも、意識をして国産品を選ぶように心がけましょう。

都道府県別食料自給率(生産額ベース)ベスト3

1位 食料自給率 301% 宮崎県
2位 食料自給率 283% 鹿児島県
3位 食料自給率 250% 青森県

※令和2年度(概算値)

予想以上の自給力の高さに驚いたのではないでしょうか。そしてなぜか「北海道」がベスト3にランク入りしていません(4位)。これは上位3県は付加価値の高い畜産物や、農産物でも果物など生産額が高いものが寄与しているからです。

世界基準の生産額ベースの食料自給率で見た場合、20道県が食料自給率100%を超えています

都道府県別食料自給率(カロリーベース)ベスト3

1位 食料自給率 217% 北海道
2位 食料自給率 200% 秋田県
3位 食料自給率 143% 山形県

※令和2年度(概算値)

こちらは一般的なイメージに近いものかと思います。ちなみにカロリーベースの自給率が100%を超えているのは、上位3道県以外では青森県、新潟県、岩手県のみです。

首都圏の食料自給率

首都圏の食料自給率ですが、東京都の場合カロリーベースで0%生産額ベースでも3%です。
首都直下型地震などの災害や、予期しない事態で流通が滞れば、たちまち食糧不足に陥ります。

神奈川県大阪府などの都市圏もカロリーベースで2%以下の自給率、他人ごとではないですよね。

いつ地震や災害が起きてもおかしくない現状、備蓄をはじめ備えを万全にしておきたいものです。

諺にもあるじゃないですか。「備えあれば嬉しいな ♪」

【出典・参考】農林水産省「令和2年度都道府県別食料自給率について」